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2018年04月24日余命一年

最近、知り合いが癌で亡くなりました。
その前には、高校の時に担任だった先生も、
高速道路の事故で亡くなりました。

身近な死を前に、いずれ自分も必ず死ぬ、という自覚がはっきり芽生えて来た感覚があります。

また、最近は癌かも知れない、とか、
昔、癌にかかって毎年検査をしていて、
心配している、という話を聞くと
必ずこんな話をします。

余命一年、とか言いますが、
一年間、その時まで、
生きている保証なんてどこにありますか?

死は、いつも背中合わせで、
常にそこにあります。

明日、車にはねられるかもしれない。
安全にしていても、突っ込んで来るかもしれない。
一年の間に、他の病気にかかってあっという間に命を奪われるかもしれない。

本当は、いつ、人生が終わるかなんてわからない。

なのに、余命を心配して生きるなんて、
意味がありません。

いつ終わっても悔いのないように生きる。

終わることがわかると、
今あること、が当たり前ではないことに気が付けます。そうすると、当たり前だと思っていることに、
感謝が生まれます。

普通の日常が、かけがえない時間に変化するのです。そう思えるが故に。

どうせ生きるなら、
この命がこの世に生まれた意味があるように、
自分という花が咲き誇るように、
今を大切に生きたい。

終わりがあることがわかることは、
悪いことばかりじゃない。

誰しもいつか必ず、生まれたら死にますからね。

あと、僕的には、
もし癌になったとしたら、
余命なんて自分が決めます。
相手が医師であろうが、なかろうが、
他人に決められるなんて、
あり得ません。

もちろん、死ぬことに対して、
恐怖心もありますし、知識として知っていても、
実際死んだらどうなるのかなぁ、、
とも思います。

死にゆくときに、
痛かったり、苦しかったりするのは
嫌だなぁ、、、。。
とは、思うのですが、

ただ、実際は、
子供の頃に、予防接種で自分の前に受けた子にたいして、
「ねぇ?どうだった?痛かった??」
って書いてるのとあまり変わらんのだろうなぁ、と思ったりします。

また、死んだら、今やっている気の世界が、
ああ、なんど、こういつことだったんだなぁ、
結構、的を射てたんだなぁ。。。
ってわかるような気はしています。




Posted by 気功神田 at 23:25
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余命一年